共に、働く。

interview

世界の課題を技術と知識で
解決したいと考えています
経営企画部・DX事業推進 チーフビジネスクリエーター
K・Hさん
2015年入社 キャリア採用

技術とマーケティングを統合してお客さまの課題を解決する
誰もなし得ていない無人レジのチャレンジにワクワクしました

新卒でベンチャー企業に就職した後、何度か転職をし、システム系と事業企画系で経験を積みました。その経験から、前職は新規事業開発担当としてアウトドア施設の新規開発を進めていたのですが、転職エージェントから「新規事業を手掛けたいと考えている方がいる」と紹介されたのが、弊社の社長でした。
「ETCみたいなレジが作りたい」という話を聞いて興味を持ち、「こんなやり方もありますよね。やってみていいですか」と、話をする中で具体的に作り出すべきものの形のイメージができ、転職することになりました。
この「ETCみたいなレジ」というのが、現在JR東日本様と共同で設立した(株)TOUCH TO GOがサービス展開している無人レジソリューションSENSEシリーズです。
転職後は、WEBカメラや小型PCを活用した追跡システム、商品状態把握の各種センサーの開発や、これらを統合し決済を実現するアプリケーションの開発に注力し、現在のSENSEシリーズの原型となる「ワンダー レジ」「スーパーワンダー レジ」のシステムを独自に開発しました。主業がコンサルティングの企業でありながらも、新しい技術の開発のために産学連携を進めたり、独自の開発環境を部屋の中に構築したりと、自由に開発を進められたことを覚えています。
その後、TOUCH TO GOを設立し、そちらに出向して会社の立ち上げや開発を推進してきました。今はTOUCH TO GOで採用した優秀な人材がそろい、会社もある程度方向性が見えてきたため弊社に戻りました。現在は、弊社が取り組む新たな新規事業に向けて、お客さまの課題をヒアリングすることを通じ、事業提案や事業創出の可能性について検討を進めています。

日本の大都市偏重・地域格差問題を改善することで、
グローバルに存在する大都市偏重の問題にアプローチする

そもそも転職した理由には様々なものがありましたが、決め手になったのは妻の出身地の長野県で目にしたある光景でした。
そこは周囲にスキー場や湖などの観光資源がある場所だったのですが、国道沿いのコンビニエンスストアが閉店してしまったのです。コンビニ廃業の影響はとても大きく、寂れたコンビニ跡地を目にした方が「今度は別の場所に行こう」と、町の他の観光資源への悪影響が響き、その結果次第に町そのものが衰退していってしまうと感じたのです。
廃業の原因は人手不足で、コンビニオーナー様が高齢化して深夜の時間帯に働ける人材が確保できずに廃業を決めたそうです。深夜の時間帯だけ「無人レジ」の技術でお店を運営できればオーナー様はお店を続けることができ、地域の賑わいも維持できたのではないか、そう感じました。
そして、このような買い物をする場所がなくなることが町の存亡にかかっている事例は、現在日本国内でも多く発生していますし、世界に目を向けると今後もっと増えてくると考えています。この問題に対して、自分が持っている技術や知識を役立てて解決したいという気持ちが、仕事をするうえで大きなモチベーションになっています。

サインポストを一言で言うと?

『少年の心を持った大人な会社』

休日の過ごし方

今年の目標として、アイアンマン完走があり、休日は特にロードバイクのロング走やランなど、少しまとまった時間をかけて行うトレーニングを行うようにしています。とはいえ、ずっとスポーツばかりもやってられないので、平日の作り置きや、週末のごちそう(我が家は私が料理担当なんですが、平日なかなかご飯を作ってあげられないので、週末のご飯が幾分豪華になる傾向があるのです)を作ったり、息子二人と遊んだり、妻の機嫌を取ったりと、バタバタ忙しく過ごしてしまうことが多いです。
(※トライアスロンの有名なブランドのレースシリーズ。スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195kmで競う。)